以前から愛用しているグリッチオイルのパッシブとEVO-500。
主にギヤに使用していたEVO-500のシリーズ?として新しくEVO-2000という物が発売されたので購入してみた。
パッシブの粘度は15。EVO-500は500。EVO-2000は2000。
かなり粘度が高い。
以下公式サイトより抜粋
‘超高粘度パワーオイルEVO-2000誕生。これまでより遥かに粘度の高いオイル。単純に硬いだけではなく超高粘度でありながら狭い隙間によく浸透し、高精度で複雑な摩擦面にもよく付着し摩耗を防止。瞬発的な動きにも対応し潤滑性能と摩耗性を兼備したパワーオイルです”
このようにギヤ周りに使用することでさらなるフィーリング(巻きの軽さ・シルキー感)の向上に繋がるのではないかと期待。
元からシルキーなカルコンや19アンタレスよりも、ある程度ノイズがあるアンタレスdcmdの方が違いが分かりやすいと思い、今回はアンタレスdcmdに使用することにした。
早速バラしていく
動画で観たい方はこちら↓
EVO-2000 アンタレスDCMDをトロットロのオイルでチューンしたらヤバかったので手持ちリール全部オイル化した!
作業開始
メインギヤに少量塗布していく
EVO2000には専用のハケが付いていて、これで極薄塗りするのを推奨している。
極薄塗りでないと、粘度の高さから、巻きが重くなるのだろう。
ピニオンギヤにもハケに残ったオイルを気持ち塗っておく。
ついでにベアリング類にはパッシブを塗布。
こうやってみるとパッシブは粘度的に水のようだ。
薄塗り具合やベアリング類、摩耗するパーツへのオイル・グリスアップの具合で全くフィーリングは変わるので、その辺りは今後煮詰めていきたいが、とりあえずファーストインプレッションとしての巻き味の感想は、、、
塗布後
軽い!
超超高粘度と謳っているので、シルキーさがどうなのか?という着眼点で感想を言うつもりだったが、最初に感じたのは巻きの軽さだった。
とにかく巻きが軽い。
そして、シルキーさもEVO-500でオイルチューンしたのと引けを取らないくらいシルキー。
EVO500の場合はシルキー具合と巻きの軽さをオイル量で調節するのは同じ事なのだが、どうしてもシルキーさを優先すると巻きは重くなり、巻きの軽さを求めるとシルキーさは薄れる、まあ当たり前の話だが。
一昔前に流行ったハンドスピナーで遊んだ経験がある方なら知っているかもしれないが、ベアリングは基本的にオイルレスの方が抵抗少なく長く回転し続ける。
だが、回転ノイズが凄く出る。
リールの巻き心地を向上するには、ノイズを少なくする為にオイルを塗布する、パーツの保護の役割もある。
そこで思い出して欲しいのは、EVO2000は超超高粘度が故に極薄塗りを推奨している。
つまり、EVO2000は極薄塗りなお陰で抵抗は限りなく少なく巻きの軽さを向上させ、超超高粘度のお陰で極薄塗りの中でもシルキーさ、パーツの保護能力等は保っているオイルなのではないかなと個人的には感じた。
つまりEVO500の完全なる上位互換になってしまっている。
ただ、グリッチオイルはブレンドも出来るようなので、使用箇所やリールの使用用途によっては使い道はありそうだ。
以上がEVO2000をアンタレスに使用してみた感想。
結局フィネスリール以外全ての手持ちリールをこの後EVO2000でオイル化した笑
では
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