20カルカッタコンクエストDC100と200を両方使ってみたインプレ

リールインプレ

今回は20カルカッタコンクエストDCの100と200を両方使ってみてのインプレを書いてみたいと思います。

主にナイトシーバスで使うことが多いので、どちらかと言うと100の方がどうしても出番が多いです、その理由も書いていきたいと思っています。

20カルカッタコンクエストDCについて

自分が使ってるのは共にHGです。

ノーマルギアよりは汎用性が高いかなと言うのと、それほど巻き抵抗が強いルアーを使わないのでHGという選択でした。

100と200どちらにも言える事なんですが、新しいIDC5の性能がすこぶる高いです。

なんと言ってもトラブルレス、半端じゃないです。

どんなふうにトラブルレスかと言うと、まずブレーキの選択肢が物理的に少ない事が挙げられます。選択肢が少ないので、例えばあるルアーでブレーキ2でバックラッシュ、または糸が浮くならブレーキ3が限界で、それでブレーキ設定は完了します。

例えばトラブルレス性で高評価のダイワのマグネットブレーキだと、選択肢が20位あるので、ブレーキ2と3の間に2.3と2.6あたりが増える事になります、すると当然ブレーキ設定難易度は少し上がります。

シマノのSVSなんかはメカニカルブレーキと内部のブレーキまで加わるので更に選択肢は無数に増えます。

このように物理的な選択肢が減る事で、よりイージーにブレーキ設定が完了し、ルアーチェンジも容易になります。

ここで気になってくるのは飛距離の面。

当然ブレーキが強ければ飛距離は落ちるので、ブレーキ設定が簡単と言うことはギリギリの所までブレーキを弱めるといった微調整は出来なくなります。

NEW IDC5の凄いところはそのブレーキと飛距離の相反する部分のバランスです。

投げてみないと分からない部分ですが、ブレーキ1の時のトラブル性と飛距離が矛盾してるのかって位ぶっ飛んでいきます。

飛距離が出るベイトリールの代名詞的なアンタレスdcmdと比べると、若干の見劣りはありますが、感覚的にはかなり飛んでいます。あくまで感覚的にですが。。

さらっと言いましたが、ブレーキ1が普通に使えるのも凄いんです、旧IDC5の15メタニウムDCではメタルジグですら着水サミングのみで使えるのはブレーキ2まででした、その辺りもかなりコンピュータのブレーキ設定が変更されているのが分かりますね。この設定変更がトラブルレスの理由の2つ目にあたります。

そして3つ目。

これはIDC5の性能ではなく、合わせ技な感じですが、スプールがMGLスプールになった事でルアー重量の下限がグッと下がりました。

200の方でも実用性はともかく6gのミノーでもとりあえず投げられました、コントロールは出来ませんが笑

ここからはこの最大の進化ポイントのトラブルレス性を前提に両者の違いを書いていきます。

カルカッタコンクエストdc100HGについては前回の記事で詳しく書いているので、今回は200を中心に話します。

20カルカッタコンクエストDC100を1ヶ月(約50時間)使ってみたので感想を書いてみるの記事はこちら

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100と200どちらを選んだほうが良いのか?

最初にカルカッタコンクエストDC100ではなく200を選ぶべき人をまとめてみます。

・巻取りパワーが必要な人(抵抗の大きいルアーを使う、青物やデカい魚を釣る)

・太糸をたくさん巻きたい(フロロ20lbが100m)

・50m以上の遠投主体の釣りに使う(重いルアーのを1mでも遠くに飛ばしたい)

・ビッグベイト専用で使う

・10g以下のルアーを使わない

上記にあたる人は200にした方が、より自身の釣りに合っていると思います、特に巻取りパワーや太糸なんかは100では物理的に敵わない部分なので特に重要かもしれません。

100の方を選んだ方が良い人

・1本のタックルで色んな釣りを成立させたい人

・10g以下ルアーの使用頻度が比較的高い人

・手が小さい等パーミングに不安がある人

・200を選んだ方が良い理由に当てはまらない人

100に関してはとにかく汎用性が高いです。

軽いルアーはもちろんですが、カルコンの堅牢ボディで重いビッグベイトだって難なく使えます。

強い魚だってドラグさえ出せる状況ならリール強度的には問題ありません。

飛距離も十分にぶっ飛びます。

とにかくレベルの高いオールラウンダーです。

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100と200の違い

この両者の違いが生まれるのは、まずスプール径が違います。

200は38mmで100は33mm。

小径な方が軽いルアーが投げやすく、大径の方が重いルアーの飛距離が伸びる傾向にあります。

(個人的にはルアー重量が一定以上になるとスプールの慣性力は殆ど関係しないようにも思います。)

そして単純に糸巻き量にも関わってきますね。

それから当然ですがボディサイズが違うので、パーミング(リールを包み込むように持つ)時に思っている以上に手の感覚が違います。100は意外にコンパクトでロープロリールでもアンタレスのような大きなリールなら同じような感覚で使えます。一方200は丸型って感じのぐわしっと握りがいのある大きさです笑手が小さい人は最初慣れるまで辛いかもしれません。

最後に巻取りパワーとドラグ性能ですね。

当然ギアの大きさが違うので巻き取るパワーにも違いが生まれます、ドラグ性能も200が6kgで100が4kgです。

巻き抵抗の大きなルアーを使うなどであれば100でもハンドル長を調整したりして対応が出来ますが、単純に大きな魚と対峙する場合は限度がありますので、そこは釣りたい魚と相談して決めるべきかなと思います。

ちなみに100でも76cmの河川シーバスは取れました。

動画で見たい方はこちら

20カルコンDC100hg初釣行ででっかいシーバスが釣れた!!

釣った事がないので予測でしかありませんがランカーシーバスくらいなら全く問題は無いと思います。

メーターオーバーは知りません笑

でも多分行ける気がする…

ここまで長々と書きましたが、いががでしたでしょうか?

100と200で悩んでる方の参考になれば幸いです。

動画でさくっと知りたい方、キャストの雰囲気を見たい方は比べた動画がありますのでこちらをどうぞ↓

【比較インプレ】20カルカッタコンクエストDC100HG&200HGどっちが良い?色んなルアー投げて検証!

YouTubeで釣り動画上げていますので良かったら他の動画も興味があればご覧下さい。

SNSも宜しければ。

では。

#カルカッタコンクエスト#カルカッタコンクエストDC#ベイトシーバス#ベイトPE#シーバス#バス釣り#ベイトリール#ベイトタックル#シマノ#カルコン

※この記事は2020年4月29日にアメブロに投稿された記事です。

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