試投インプレ。22イグジストPC LT3000-XH で色んなルアー試投してきたら思わぬ気付きが…。

リールインプレ

22イグジスト(んーかっこよい)試投してきました。

スピニングタックルとしてのインプレから、普段はベイトタックルでなんでもやるってスタンスの人間としての感想的なものを包み隠さず話します。

YouTubeでは正直言いづらいことも言うかもしれないです。(別に大したことではないけど)

動画でキャストの様子を観たい方はこちらから↓

試投インプレ

まずは2.2gのクランクから22gのミノーまでをキャスト。

とにかくスムース!今まで触れたことあるスピニングでもダントツ。18ステラとかシマノとはまた違う感覚、シマノはヌルヌル、イグジストは今までシュルシュルだったのがスルスルになった。(伝わる?笑)

川の流れに逆らってのバイブレーションでグリグリ巻いてもその感覚は全く損なわれず、ガタや違和感も全く出ない。

それから巻き感度。ロッドの力も相まっているかも知れないが、ロッドとは別の感覚でリールに伝わる巻いている時のルアーの状態がよくわかる。引き抵抗の少ないサスケ75やピンテールワームでもプルプルと感覚が伝わる。

リップ付きビッグベイトでさらに負荷をかけてみる。

変わらずスムースだし違和感無し!これくらいの巻き抵抗ならぐりぐり巻いてこれる

まとめと久しぶりにスピニングを使ってみて

スピニングリールでこんな高いリールを使う意味ってきっと理解できない人も多いと思う。

でもやっぱりこの質感、デザイン(特に22イグジストのフルシルバー流麗な感じ)、各部の操作感・音、道具としての所有欲が購買意欲の最優先事項な自分としては外せない。

ここまでスピニングリールをなるべくフラットな目線でインプレしてきたつもりだが、ベイトを使い続けてきた人間としての意見も書いておきたい。

これは、イグジストに対してと言うより、スピニングタックルに対してと言った方がいいかも知れない。

まず久々にこのくらいの番手のスピニングをキャストして思ったが、ルアーの飛行姿勢がこんなにも安定しないものなんだなと、スピニングしか使ったことなかった時代には気付けなかった。

今回のルアーの中では、特に上にも挙げたこのミノー。

ジャンプライズ ロウディ130f

重心移動システム付きで、本来安定しやすいはずだが、安定して飛ぶ方が少ない(自身の腕の影響も多分にあると思う)。

結果ベイトの時より明らかに飛距離が出ない、最低でも10m以上は差があるように感じた。

ちなみにベイトの方が安定するのは、スプールの回転抵抗によってルアーがライン(スプール)に常に引っ張られている為、だからよほど下手なキャストでなければ飛行姿勢は抜群に真っ直ぐ。

もう一つは巻きの重さ

ベイトとスピニングのラインの巻き取り方の関係上、どうしてもベイトの方が巻取りパワーは上になる(番手が近い場合)。

だから、いくらイグジストがスムースにパワーロス少なく巻けると言っても、リップ付きのビッグベイトやバイブレーションなどは巻いていてベイトの方が遥かに身体への負担は少ない。

これは逆に言えば、巻き抵抗の少ないルアーの巻感度はイグジストの方が上だった。

(巻き感度に関しては、構造上ベイトリールの方が良いとされているので、あくまで自分が普段使っているベイトとイグジストで10g以下のルアーを巻き比べた時の話。また、ロッドの違いもある。)

どっちが良いって話をしだすと、好みの部分が大いに関わってくるし、釣りの種類によっても変わってくるのであえて言わないけど、エギングはスピニングでやる方が好きだ!とだけ言っておきたい笑

と言うかドラグの出る気持ちよさに関してはスピニングの圧勝!

話がまとまらなくなってしまったが、22イグジストかなり完成度高いです(値段も)。

フラッグシップタックルは釣りの時間を極上の物にしてくれます(釣れなくても)。

むしろ釣りに行かなくても極上の時間を過ごせる可能性すらあります笑

要するに釣ることより釣り自体が好きな方にはおすすめです。

では。

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