ついにダイワ話題のベイトリール「IMZ リミットブレーカー」が我が家にやってきました。
スマートフォンアプリと連携して、飛距離やキャスト数、釣行回数等様々な情報を記録したり、ブレーキモードを追加したりと、拡張性が新しいリール。
基本性能も十二分に高いリール。
■巻取り長さ:100cm / ハンドル1回転
■ギア比:8.4
■自重:250g
■最大ドラグ力:7kg/ドラグ音あり
■標準巻糸量ナイロン:16lb.-125m / 20lb.-100m
■標準巻糸量PEライン:4号-100m / 5号-80m
■スプール径:38mm
■ハンドル長さ:95mm
■ベアリング:ボール 12 / ローラー 1
公式サイトより引用
今回は初めて触って試投して、21アンタレスDC、22エクスセンスDC、18アンタレスDCMDと比較したので、色々好き勝手率直に感想を書いていきます。
いつもより文章主体で読みにくかったらすみません。
開封&アプリ接続、スプール重量の動画はこちらから↓
まずはIMZを試投してみて、各モードの自分なりの特徴を書いてみます。※主観的な感想
試投時のタックル
ロッド:ワールドシャウラ1832R
ライン:PE2号 リーダーフロロ25lb
ブレーキは最弱を1、最強を8として書いています。
スタンダードモード
このモードは簡単に言えば初心者モード。
トラブルレスにそこそこの飛距離を出せて、着水サミングのみで安心して投げられる。
シャローアサシン(14g)だとブレーキ2。
ブレーキ1だとバックラッシュしてしまいました。
実釣出来ないことはないけど、飛距離がイマイチな感覚は否めないですね。
もしブレーキモードが追加された場合はこのモードが最初にスタメン落ちしそうです。(ブレーキモードは24年9月現在6つ同時に併用可能、アプリ介さず釣り場で使用できます。もちろん好みのモードだけにも出来ます。)
試投の様子を動画で観たい方はこちら↓
MAXブレーキモード
このモードは最弱ブレーキ1でも着水サミング不要の超安心モード。それでいて、ビッグベイト等の重量級かつ空気抵抗の大きなルアーなら飛距離もそこそこ出るので、実用性は高いモードです。
ビッグベイトだけじゃなく、ミノーでも着水サミングは不要だったので、例えば暗闇のサーフ等常夜灯すらない釣りでも有用性はあると思います。
絶対に高切れさせたくないジャイアントベイトにも良さそうですね。
PEモード
なかなかにピーキーなぶっ飛びモード。〜7gのルアーは自分ではブレーキ8でもバックラッシュしてしまいました、シャローアサシン(14g)でブレーキ7なら着水サミング以外無しでもかなり飛びます。
が、風やルアーの姿勢変化、更にはキャストのミスにはそんなに強くない印象なので、そもそも飛ぶルアーでしかも風には十分注意しないといけないモードですね。
自分も誤解していましたが、現時点のブレーキモードではPEモードが最もブレーキが弱く、遠投に適したモードなようです。ロングキャストモードと言う名前に惑わされました笑
上記動画の試投では、PEモードでのメタルジグ遠投は試していないのですが、後日改めて投げてみると間違いなくPEモードの方が遠投仕様です、よりブレーキが弱く、飛距離も伸びます、ただ、トラブルレス性はかなり低いのでしっかり見極めて使う必要がある事は変わりません。
イメージではロングキャストモードが4×8DC機のPモード、IMZの PEモードが4×8DC機のXモードといった所でしょうか。
ロングキャストモード
PEモードの所でも書きましたが、割と何でも投げられるスタンダードなモードです。↑の画像でも言ってますがブレーキ作動音がかなり細かくなっています。細かく制御してくれている感覚が伝わってきます。
名前からのイメージだと、かなり遠投性能に振ったモードのような感じですが、実際は割と扱い易く、シャローアサシン(14g)でブレーキ5が丁度いいくらいで、サミング無しで糸が浮いたりもありませんでした。
実釣では1番頻繁に使うモードになりそうです。
18・21アンタレスDCに替えて試投
その場で21アンタレスDCに付け替えて、同じルアーを投げてみました。
流石の4×8DCですね、安心感を保ったままにかなりの飛距離。しかも基本的にはPモードで投げるだけで全て事足りるので、簡単です。
勿論自分がDCに慣れているのもあるんですが、それを差し引いても簡単に飛距離が出せる単純明快な釣具としての能力はかなり高いと思います。
18アンタレスDCMDも21程ではないですが、かなり高いレベルで簡単安心に飛距離が出ます。がやはり21やimzに比べると明らかに見劣りします。
特にXBモードでのビッグベイトは絶妙なブレーキで、ビッグベイトの飛行姿勢を安定させてくれるので、ビッグベイトタックルにもかなり適しています。18と21を触ると、23アンタレスdcmdはさぞ完成度が高いのだろうなと容易に想像できますね。
三機種による飛距離勝負
気になってる方が多いと思うので、飛距離を実際に測ってみました。使用機種とルアー、モードは下記の通り。
18アンタレスdcmd・XBモード1
22エクスセンスDC・Xモード1
IMZ・ロングキャストモード1
それぞれフロントダブルフック付きのメタルジグ40gをキャスト
22エクスセンスdcを選択した理由は21アンタレスより少し飛ぶのでシマノ最強機代表という事で選びました。
フルキャスト一発勝負という方式を取りました。
22エクスセンスDC
98.2m
18アンタレスdcmd
84.5m
IMZ
95.6m
結果は以下の通り。
22エクスセンスdc 98.2m
18アンタレスDCMD 84.5m
IMZ 95.6m
個人的に22エクスセンスdcは最新シマノDCの23アンタレスdcmd と同等のシマノ飛距離最強機だと思っているので、そこに迫れるIMZはかなり優秀だと思います。
しかも!この撮影時は全く気付いていませんが、IMZは PEモードの方が飛ぶんです。。。
後日PEモードの凄さに気付いた動画がこちら↓
IMZなかなかハイレベルですね。
まとめ
各ブレーキモードの概要は上記各項目を見てもらいたいのですが、まずはいまいちだった点。
・ブレーキ操作が煩わしい。
・やっぱりピーキー
・リアルタイムで飛距離などの情報が更新されない
ブレーキ操作の煩わしさは結構慣れました笑
試投動画でも言っている、ブレーキの強弱が最強から最弱までを行ったり来たりするというのは、クラッチのオンオフでブレーキ力の進む方向を変えることが出来ると教えてもらい、解決しました。
ブレーキモードの変更もある程度慣れると気にならなくなりました。
て事で一つ目は問題ないと。
そして、やっぱりピーキー。
ロングキャストモードはまあまあ安定して投げられるものの、ロッドの挙動が変になったりすると簡単にラインが浮きます、しっかり振れる時は全くノートラブルでも、バックハンドやオーバーヘッドだとたまに浮きますね(DCに飼いならされてる…)
そして勿論PEモードだとさらに顕著です。
これはイマイチな点と言うよりは、そういう性質のブレーキモードというだけで、上手くキャストさえすればDCよりも飛距離が伸びるとも言えるので、良い点でもありますね。
これが1番問題、リアルタイムで情報が更新されない??
むしろ知ってる方がいたらお聞きしたいくらいですが、例えばキャストして、今のどれくらい飛んだかな?と確認しても更新されないんです、更新を何度もしたり、アプリを立ち上げなおしたり、少しずつキャスト数が増えてくものの、飛距離は更新されず…暫くしてもう一回やると更新されたり。
延々と更新を繰り返すと5〜10分くらいで更新されたり。
とにかくこれをやれば正解という方法が未だにわからないんですね、なので不具合なのか?やり方が間違っているのか?も分からないんです。
もう少し自分で試してみて、ダメなら最ペアリングを試すつもりです。
ではここから良い点
・ブレーキモードの守備範囲が広い
・リール基本性能が高い
・拡張性(期待値)
まずはブレーキモードの守備範囲が広い。
超安心安全のMAXブレーキモード。
安心そこそこに飛ぶスタンダードモード。
ブレーキ弱めでぶっ飛ぶロングキャストモード。
ピーキーだけどめちゃぶっ飛ぶPEモード。
発売時からこんなにバラエティたっぷりで、しかも結構尖った性能のモードが揃ってるのが嬉しいですね、正直ルアー毎のベストブレーキを探すのは難しいですが、そこが魅力とも言えますね。
そして、リール基本性能が高い。
今一度スペックを。
■巻取り長さ:100cm / ハンドル1回転
■ギア比:8.4
■自重:250g
■最大ドラグ力:7kg/ドラグ音あり
■標準巻糸量ナイロン:16lb.-125m / 20lb.-100m
■標準巻糸量PEライン:4号-100m / 5号-80m
■スプール径:38mm
■ハンドル長さ:95mm
■ベアリング:ボール 12 / ローラー 1
公式HPより引用
気に入ってる点はスプール重量が軽くて軽量ルアーが比較的投げやすい。(DCと違ってスプールに重いマグネットが付いていない)
安心の最大ドラグ力。ドラグ音。
巻き取り長100cm。
アンタレスシリーズにも正直勝ってるこの基本性能があってこその多彩なブレーキモードだと思ってます。
あとは、キャストし比べて思いましたがスプールの回転音がめちゃくちゃに静かです、フルキャスト時の唸りがめちゃくちゃ静か、作りがいいのかな?何にせよ気持ちいい。
そして真骨頂とも言える拡張性。期待値としたのはまだ何も情報がないから。
既に守備範囲広々リールですが、ここから更にマニアックなモードや超バーサタイルなモードなど、期待が膨らみますよね。
個人的にあったらいいなと思うのは、軽量ルアー特化ブレーキ。〜10gの飛距離を最大限に出すモード、このリールでそれやるの?ってモードですが欲しい笑
それからメタルジグモード。PEモードがかなりブレーキ弱めなのですが、メタルジグなら1も使えるので、無風や追い風でさらにブレーキ弱く出来る超超ぶっ飛びモードですね。
あとは、それらの個性豊かなモードを自由に8個に振り分けられたら最高だなって思います、着水ノーサミングモードを8、軽量ルアーモードを7〜6、ロングキャストモード5〜3、1〜2をPEモードとか。
とにかくここからまだまだ成長していくのはワクワクが止まりませんよね。
どうかダイワさん、良いテンポで面白いブレーキ追加しまくってください。
あと、更新のちゃんとしたやり方教えてください笑
長々と失礼しました、では。
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コメント
私も買ったばかりでよく分かってませんが、Bluetoothでリールとアプリが接続中ならほぼリアルな感じで投げるたびにデータ反映されますよ?setting画面にご自身のリールが書いてあって、その横にあるBluetoothマークはONになってますかね?
コメントありがとうございます。
情報ありがとうございます、自分も使ってく中で釣り場で同期させたらほぼリアルタイムで飛距離出るようになりました!