20アルファスair tw 開封&試投インプレ ベイトでアンダー1gの世界

リールインプレ

ベイトフィネス界隈で話題のNEWアルファスair tw を購入したので早速インプレしたいと思います。

何でもベイトタックルでやりたいという思いでついに手を出してしまいましたベイトフィネス。

ベイトフィネスというジャンルはブラックバス釣りが発祥らしく、せいぜい1gを投げられないこともないくらいのタックルスペックが主流でしたが、今回のアルファスair tw は衝撃の28mmスプールを搭載し海水にも対応した革命的なベイトリールです。

アンダー1gの世界に当たり前に突入出来るポテンシャルを持つこのリールで、ジグ単ベイトアジングという超マニアックなジャンルに埋没したいと思います笑

ちなみにベイトフィネスリール自体初めて扱うので、他の機種と比べてどうのと言ったインプレではないことだけご了承下さい。

スペック

<アルファスAIR TW 8.6R/8.6L>

●自重:160g

●ギア比:8.6

●スプール径:φ28mm

●巻き取り長(ハンドル1回転):75cm

●糸巻き量:6lb×MAX45m、8lb×MAX45m

●最大ドラグ力:3.5kg

●ベアリング:ボール6/ローラー1

●価格:42,800円(税抜き)

動画でさらっと観たい方はこちら↓

20アルファスair tw 開封&計測レビュー !

外観・各部チェック

さすがアルミボディ、剛性感というか、かなりかっちりしていて巻きもスムーズです、シルキーな感じ。

もっとカチャカチャした、よく言われるおもちゃ感満載なリールだと勝手にイメージしていました。

いい意味で裏切られました。

スプールの重量は実測8.1g

上位機種のスティーズAIRと同じらしいのはかなりポイント高いですね。

とりあえず小さくて軽いので落とさない様に注意ですね。

ハンドル一式の重量は実測17.7g

SLPから出ているフィネスハンドルが16gなので、ノーマルでも十分に軽いですね。

今回のモデルからTWSが搭載された事で、よりPEでのトラブルレス性能が向上していますね。

ブルーカレント III 53bに組んだ時の総重量は約224g。

フラッグシップのスピニングジグ単タックルと比べると重いですが、自分が持ってるカルディアlt1000+グランデージライト55の組合せより軽いです。

ブルーカレント III に関しては別で記事を書く予定です。

アウトドアとフィッシングの専門店【ナチュラム 】

試投インプレ

試投の様子を動画で観たい方はこちら

20アルファスエアTW どんだけ軽いの投げられるの!?

試投はジグ単アジングを想定してジグヘッド2.5、1.2、0.8、0.6、0.3gで行いました。ワームはレインズのアジミートで約0.2g程あるようです。

0.3gとかもはやスピニングでも使いません笑

使う人もいるだろうってのと、限界が知りたかったので投げてみました。

動画で話せなかった部分も話していきます。

まずはJH2.5g+アジミート=2.8g

とりあえずベイトフィネス自体初めてなのでキャスト練習。

2.5gなら普通のベイトタックルで12-13gくらいを扱う感覚でストレスフリーに扱えます、オーバーヘッドで遠投も出来るし、バックハンドで低弾道なピン打ちも可能。

少し柔らかめのロッドも助けになって糸の放出はきわめてスムージーですね。

ブレーキは8が安パイで、無風や追風なら6でいいかなというレベル。

この日は右前から左後ろに抜ける微風でした。

次はJH1.2g+アジミート=1.5g

この重さもストレスフリー。感想はJH2.5gと同じです。1.2でこれならジグ単アジング以外のフィネスフィッシングは何でも快適に出来るでしょうね。

ブレーキは同じく安パイで8、風次第で6といったところ。

ただ、ブレーキに関してはベイトフィネス初心者の自分なので、慣れた方ならもっと詰められると思います。

JH0.8g+アジミート=1g

自分がスピニングでジグ単アジングをする時に最も多用する重量です。正直この重さのキャストにストレスを感じるようならベイトアジングは早々に引退します笑

飛距離を気にしてブレーキ設定を少し迷いましたが、この重さも8が安パイで、風次第では6もいける感じでした。

良い感じです。飛距離も10数メートルは飛んでいるし、ブレーキ8だと着水サミング無しでもバックラしません。実際は暗闇の中常夜灯の光だけを頼りにキャストするので、着水サミングしなくても大丈夫なのは精神的に嬉しいです。(着水サミングは癖でする事になるとは思います)

オーバーヘッドでも、バックハンドでも問題なくスムーズに飛んでいくので快適ですね。

JH0.6g+アジミート=0.8g

この重さが普通にキャスト出来れば、キャストに関しては自分のジグ単ベイトアジングが完結出来そうです。

結果的にはJH0.8gと大差無い使用感で快適にキャスト出来ました、ブレーキも同様に8が安パイで、6は風次第って所ですね。

ただ飛距離にバラツキが出ます、2メートルくらいの差ですが、スーッと伸びる時もあれば、伸びずに失速したりします。おそらくですが、インダクトローラーが関与しているのでは無いかなと個人的には思ってます。インダクトローラーの動きがよりスムーズになれば、ブレーキの効きもスムーズになるのではないかなと。

その辺はオイルチューンで何とかなりそうなので、また試してみるつもりです。

JH0.3g+アジミート=0.6g

これは最早実験です笑

生粋のアジンガーはこのくらいのJHでドリフト釣法とかするらしいですが、自分のレベルではJH0.6gまでですね。

飛距離こそ全然出ませんがなかなかトラブルレスにキャスト可能です。びっくりです笑

そもそもスピニングでもキャストで飛ばすと言うよりは流して釣る軽さなので飛距離は問題ないかと。

むしろクラッチのオンオフでレンジや流れのコントロールがしやすいので、向いているかもしれませんね。

正直これはかなり裏切られました、良い意味で。

投げられればいいかなとは思ってましたが、まさか使えるレベルで投げられるとは。

恐るべしアルファスair tw 

次回は実釣でフォールのスムーズさや感度など、正直キャストアキュラシーと同じくらい気になるところをインプレしていきます。

もちろん動画も撮るのでYouTubeチャンネルもよろしくお願いします。

では。

※この記事は2020年5月25日にアメブロに掲載されたものです。

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