【試投インプレ】IMZ100!4つのモードで色んなルアー投げてみた!

リールインプレ
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今回はIMZ100の最初に入っている4つのモードでいろんなルアーを投げて検証していきます。34mm径の軽量スプールとインテリジェントマグフォースが交わったらどうなるのか?

ロッドはエクスセンス∞B86MLです。シマノです。
A型ですがこの組み合わせは好きですかっこいい。

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投げ始める前にスマホと連動させておくと、釣り場で飛距離データなど見ながら出来ます(結構タイムラグある)
連動させずに投げてもリール本体にデータは蓄積されるので、後日同期させることも可能です、でもその場合その日の最長飛距離でピッとなる機能も働きません。

アプリの動作が安定しないのが二年前から変わってないので、その辺はもう少しどうにかしてほしいですねダイワさん。

動画でキャストの感じなど見たい方はこちらから↓

開封・比較を行っている一つ前の記事にも注目↓

持ってる釣具を売って最強のリールにするという選択肢↓

スタンダードモードとMAXブレーキモード

今回は4つのブレーキモードのうち、スタンダードは言ってしまえば初心者モード、200の時もほぼ使ってなかったですし、MAXブレーキモードはビッグベイトで愛用してましたが、やっぱりメインのモードでは無い為、この2つのモードに関しては200との違いをさらっと見ていき、メインの検証はロングキャストモードとPEブレードモードの2つで行います。

IMZのブレーキはモードごとに8段階あり、1が最弱、8が最強で書いていきます。

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細かい話ですが、ボタンが200の時より出っ張っていて押しやすくなってますね。地味ですが良い改善点です。

スタンダードモード

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ルアーはシャローアサシン 14g

結果スタンダードモードなら2でブレーキ設定はいい感じでしたね、1でも投げられましたが、ラインが浮く時もありました。このことからもわかりますがスタンダードモードはやっぱり初心者モードですね。
14gのミノーで最弱のブレーキ設定でもなんとか扱えてしまうってことは、それだけブレーキが強くかかっているってことです。投げ感もしっかりブレーキかかっているなと感じました。
ナイトでその安全性を期待して活用してるって話も聞きますが、個人的には他の抜け感あるモードで強めの設定にしとく方が気持ちいいし好みですね。

MAXブレーキモード

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ルアーは引き続きシャローアサシン 14g

MAXブレーキは200の時も愛用していて、ビッグベイトの安心感がすごいのとブレーキに引っ張られて飛行姿勢がかなり安定するんですよね、その辺どう変わったのか見ていきます。

200のときは最弱でも着水サミング無しで大丈夫だったんですが、100は着水サミングはいりますね。
でも安心感はしっかりある、それでいて割と普通のルアーでも使いやすい感じに改良されてますね。
それでもやっぱり最弱ブレーキでも安心なブレーキ設定です。

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ヨシュカ 約70g

買ったまま使ってなかったヨシュカ。やっぱりいい感じにブレーキが引っ張ってくれて飛行姿勢が安定して飛びますね、このリールでもMAXブレーキモードはビッグベイト用で重宝しそうですね!

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ちなみにリールの大きさ問題ですが、確かにこのクラスにしては大きいです、コンパクトとは言えないかも。でも、IMZ200使ってた身としてはかなり握りやすい大きさになったし、この最強の遺伝子を手に釣りできるなら全く無問題ですね。逆に言えば22ジリオンやスティーズリミテッドがコンパクトすぎるんです。

あと個人的には、遠投意外常にスリーフィンガーなので、持ち替えで大きさが気になったりもしないですね。

ロングキャストモードとPEブレードモード

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レゼルブ 5g

ここからはロングキャストとPEモードを見ていきます。34mmの軽量スプールになったことでどこまで対応できるのか?

ロングキャストモードでも十分に軽いスイングで投げられるんですが、驚いたのはPEモード!
初期ブレーキが弱い設定の為軽いルアーとの相性が抜群で5gがすーーーっと飛んでいきます。
200の時はPEモードじゃじゃ馬感あって正直嫌いでそんなに使ってなかったんですが、かなり扱いやすくなってますね。

200でもスイングスピードで飛ばせないことはなかったですが、5gがこのレベルで扱えるのはさすがでした。バチ抜けシーバスや軽量リグでのロックフィッシュにも良いんじゃないでしょうか?

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どれだけ軽いの投げられるか気になったのでメバルルアーの3.1gを投げてみます。

正直実際に使うレベルではないですがそれなりにキャスト可能ですね笑びっくりです。
これに関しては動画を見ていただいたほうがわかりやすいですが、片手やバックスイングのキャストでも普通に投げられます、飛距離は出ませんが、しばらく投げていたくなるくらいにはいい感じでした、ダイワさんがいい感じの軽量ルアー特化ブレーキ開発してインストールしたら化けそうな予感するんですがどうでしょうか?笑

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スーサン 7g

PEモードの抜けるような投げ感は気持ちいいんですが、やっぱりトラブルレス性は微妙ですね、キャストが乱れるとすぐにラインが浮きます。でも7gは最早気持ちいいレベルでぶっ飛びますね。

一方ロングキャストモードは初期ブレーキが割としっかり効いて、後半抜ける感じなので、キャストの乱れには結構強いです、思い切って振れます。飛距離も結構出るので個人的にかなり優秀で好きなモードですね。200でもかなりの頻度で使っていました。

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シャローアサシン 14g

このくらいになってくると飛距離も投げ感もかなりいい感じに気持ちよくなってきます。
やはりPEモードはキャストが決まるとめちゃくちゃ気持ちいい抜け感と飛距離、でもルアーの姿勢が崩れたり、キャストが淀んでティップが暴れたりするとすぐにラインが浮きます。
まぁブレーキを1〜2段階強めたら良いのですが、それならロングキャストモードでしっかり振り抜いたほうが実釣では良いのかなと思ってます。

ロングキャストは安定ですね、飛距離とトラブルレスのバランスが最高です。

21アンタレスDCシリーズを使ってる人にしか伝わりませんが、DCのPEモードがIMZのロングキャストモードでXモードがPEブレードモードな雰囲気です、めちゃくちゃ感覚の話ですが。

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サスケ剛力 19g

PEモードめちゃくちゃ気持ちいい!でもやはりピーキーさも目立ってきました。安牌な設定で振り切るのが良さそうです。

この辺になってくると自分のビビリミッターが働いて、安心感が強いロングキャストモードで振り切るほうが飛距離出るようになってきました。そのくらいロングキャストモードはバランスの良いモードです。

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ダイソージグ 40g

高切れしてもつまらないので、あんまり気張らずに遠投してみました。

結果としてはPEモードの最弱でも割と普通に投げられましたが、やっぱりビビってるのか、ロングキャストモードの最弱のほうが飛びましたね笑
おそらくですが、ブレーキモードとしてはPE モードのほうが遠投は飛ぶはずです。

まとめ

IMZシリーズの特徴

前提として、IMZの真骨頂を2つ、改めて言っておくと、バッテリーを搭載したことで電磁力をパーミングカップ側で操れるのでスプールにデカい磁石や余計なパーツを付ける必要がない、スプールが軽く出来る、構成パーツが少ないので個体差が少ない、というのが1つ目。

2つ目は拡張性、現在4つのブレーキモードがありますが、IMZ200の方では更に2つのモードを追加できるんです。その一つがPEロングキャストモード、飛距離と安定感、安心感が両立してる夢のブレーキモードです。さすが飛距離キング。たくさんリールを使ってミッション的なものを達成すると追加可能になります。ただ残念ながら現状100の方には実装予定は無いそう。でも逆にIMZ100ではどんなブレーキモードが?と期待はしてしまいます。

ダイワもよく考えてます。4つのモードのどれを使うのが最適なのか?こだわって考え出すと案外むずかしいです、でも何度か釣行を繰り返し、自身のルアーとブレーキモードの相性もわかってきたくらいで新たなモードが追加できるようになるので、敢えてこういう形にしたのかな?と妄想してます。

IMZ100について

やっと本題です。

IMZ100はさっき話した真骨頂により、同クラスではありえない11.2gの超軽量スプールを手に入れ、5gでも快適に扱え、遠投力にも影響してます。

加えてフルアルミボディや6kgドラグなど基本性能も高く、多彩なモードによって軽量ルアーから重量級ルアー、超遠投まで何でもできます。

このリールにぴったりな言葉を思いつきました。器用貧乏ならぬ…

器用金持ち!

何でも出来るけどどれもぱっとしないのが器用貧乏ですが、こいつは何に使ってもハイレベル!
釣りによっては専用機にも勝る。まさに器用金持ち。値段も高い笑

気になるところ

やっぱりみんな言ってるボディサイズ。
はっきり言って同クラスのリールと比べるとデカいし、パーミングも良いとは言えません。
なので軽量コンパクトを強く求める方、それがかなり有利に働く釣りには向いてないかもです。
なので位置づけとしては軽量リグを扱いたいけどパワーが要る釣りが最適だと思います、ロックフィッシュやシーバスですかね。

でも個人的には本当に気にならないレベルです、なんせほぼ全部IMZ200でやってたので、軽い!小さい!しか感じません笑
スリーフィンガー常な自分としてはパンパン打っていけるし、アクションも全然やりやすいです。

それから冒頭にも触れましたが、アプリ操作の不具合や通信エラーの頻度が多いのはもう少し頑張ってほしいところです。

まとめのまとめ

4つのブレーキモードと期待大のリールだったので、ちょっと長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか?個人的にはかなり気に入りました、軽量ルアー使いたいシーバサーなのでドンピシャです。

今後も残り2つのブレーキモードや更にモードが増えたらインプレしたいですし、気分次第ではガチ飛距離測定もやるかもしれません。もちろん実釣も!

ぜひYoutubeの方も御覧ください。

では

コメント

  1. 玉葱島の釣人 より:

    こんばんは
    Youtube のインプレ動画もいつも見させていただいています。

    質問があります

    IMZシリーズの購入を検討していまして、3機種(100・200c・LB)のうちどれを選ぶかを迷っています。

    基本デイ・ナイトシーバスメインに、7g~40前後のルアーの利用を軸に考えていますが、
    自分の通うフィールドには青物やフラット系も多く、その日の釣行でそれらが多い場合はメタル系(20~50g)を遠投して利用することもあります。

    ホームの釣り場としましては
    ・港湾 ・外洋に面した堤防 ・ゴロタサーフ となります。
    港湾ではピン撃ちもしています。

    合わせる竿はBeams RIPLOUT9.0M+です
    現在ソルティスト300を合わせていますが、日中はよくてもやはり夜の釣りが少々扱いずらく… EXsenceDCSSも所持していますが、ロングリーダー・TWSに慣れたので…笑

    欲張りな希望になりますが、一台でこれらをバランスよく扱えることができる機種のアドバイスをいただければと思います。

    よろしくお願いいたします。

    • こんばんは。いつもありがとうございます。
      3種のIMZで悩まれてるという事ですね、正直どれを選んでも今使われてるリールよりも扱い易く、高性能なので、おっしゃられている軽量ルアーから50gくらいのジグまで難なくこなせます。
      ただ、ここ1番の飛距離と糸巻き量を取りたいならLB、糸巻き量は少し少なくて良いなら200c、どっちかと言うとナイトやピン撃ちを優先したいなら100って言うのがセオリーですかね。
      個人的には100がどんなルアーでも使いやすいという意味でバランスは良いかと思います、でもたまに釣れる青物がどのレベルかによってはパワー不足も考えられるので、やっぱりパワーよりかナイトよりかの好みですかね。

      あとは、LB買って、予備スプールで200cの物を買ってナイトなどはそれでやるってのも手ですね、自分は100出るまではそうしてました。

  2. 玉葱島の釣人 より:

    ご返信ありがとうございます。

    青物は30~60cm程度がよく釣れます。
    説明が不足しており申し訳ございませんでした。

    これを機にいろんな重量のルアーも使いたいのでやはり100が気になりますが、
    おっしゃられているLBの予備に200cスプールを備えるというのも魅力的ですね…!!

    財布に相談し決めたいと思います。

    夜分遅くにも関わらず、ご教示いただきありがとうございました。

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